i-to-tomoの刺し子と染め365

刺し子や染め、ハンドメイドと日々のこと

はてなブログで再開します

お久しぶりです、i-to-tomoです!

 

『刺し子と染め365』更新をずいぶんサボっておりまして、

今までのブログでは設定とか内容とかかなり気負っちゃって、ハードルばかり上がって書かなくなってしまったのです💦

 

そんなこんながあり、一度ハードルを下げて気軽に日々の染めや刺し子のこと、日常のことなどブログに残してみたいと思ったのでこちらでブログ再開することにしてみました。

 

気軽な日記的な記録だったり、刺し子以外のことも書くと思いますが、

自分なりの記録として残しておきたいと思っています。

 

以前の『刺し子と染め365』をご愛読してくださった皆様、

引き続きよろしくお願いいたします🙇‍♀️

 

新しくご訪問いただいた皆様もよろしくお願いいたします♡

 

 

祝☆一目刺しの刺し子のふきん 表紙のふきん完成しました!

こんにちは!

しばらく更新さぼってしまいました。

 

『一目刺しの刺し子のふきん』の表紙のふきん。

 

 

かなり前になりますが、完成しております。

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刺してみた感想は

とにかく楽しかった!です。

ぱっと見細かい図案が多くて大変そうですが、

小さい図案を一つづつ作っていくので飽きずに進められすのでそれほど大変ではないです。

むしろ、「次はどんな図案かな〜」とワクワクしながら続けられるので、楽しんでいるうちにいつの間にか終わっている感じです。

 私がお気に入りの図案3選

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これはモスク。

段染め糸を使ったらにぎやかな感じになりました。

もっと細い糸とか、単色とかだとまた違った印象になりそうなのでやってみたいです。

 

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こちらはダイヤモンド。

×が入っている□とかその周りも、かわいいなぁと。

これを一面に刺してハンカチにしたい♡

 

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 こちらはリボンプラス。

リボンと+の模様で、

これはもう無条件にかわいいです。

どんな糸でもかわいいのではないかと思ってしまいます。

くっきりした色でワンポイントに片隅に刺してあってもいいかもしれない。

 

 

このほかの図案も本当にかわいくて、

また刺したい図案がたくさんありました。

 

今日も刺し子楽しみます!

 

一目刺しって夢中になります。

 

ベンガラ染め糸販売しています【十字花刺し作成中】

先日染めたベンガラ染め刺し子糸、20/3の細糸をminneで販売しています♪

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minne.com


ベンガラ染めの優しい色合いがお気に入りです。いつもより細い糸で染めてありますので、繊細な模様が作れます。
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私は特に弁柄の優しい色合いがお気に入りで、これで一目刺しを一面に刺してみたいと思ってしまうほどです(^^)

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20/3の糸でどうしても十字花刺しを刺したくて、試し刺しのつもりが十字花刺し刺していました。

20/3の糸の感想は、とっても刺しやすい!!です(*^^*)

細い糸なのでするする引けて、絡まりにくいところがいいですね。

十字花刺しも想像していた通り20/4よりもスッキリした印象に仕上がり、染めてよかったです。


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左が20/3の糸で、右が20/4の糸で刺した十字花刺し。

糸の太さで仕上がりも変わってくるので楽しいですね♪

今回出予定の6色のうち3色が刺し終わりました🧵

あと3色引き続きがんばります!


ベンガラ染めで糸を染める

今回はベンガラ染めで糸を染めてみました。

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ベンガラ染めとは?


ベンガラは土からとれる成分(酸化鉄)で紅殻、弁柄とも呼ばれます。経年変化に強く日光による退色がなく、無害であることから天然素材として見直され、繊維製品への染色、オーガニック製品にも使用されるそうです。

 

ベンガラ染料の購入

ベンガラ染料は古色の美というサイトから購入しています。

天然のベンガラは赤しかないのですが、古色の美さんでは燃焼温度や調合により23色もの色合いがつくられています。

どの色も化学染料にはない深みのある優しい色合いをしています。

染料は大きなパックもありますが、小さなボトルが3本、6本のセットで販売してあり、1本でTシャツが1枚が染められる分量とのことです。

糸の染めだけなら十分な分量で、2~3回に分けて染めることができます。

 

下染め剤

イオン化によりベンガラを定着させやすくすることで、生地が濃く染まる下処理をする助剤です。これを使うと染料がつきやすく、ベンガラが水中に残らないため、廃液が透明になります。

染まりつきが良くなるため、ベンガラ染めをするには必要な助剤です。

ベンガラ染料を購入するときには合わせて購入しておくのがお勧めです

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奥にある大きいボトルが下染剤です。小さなボトルもあるのですが、小さなボトルはベンガラ染料6本セットを染めるのがギリギリの量なので、今回は大きいボトルを購入しました。

 

ベンガラ染めをしてみる

1.下染め処理をする

染めたい糸を水洗いし、絞り下染め剤を溶かした水に入れて3~5分もみこむ。

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揉み込んだ直後なので泡立ってます。

 

2.ベンガラ染料のボトルを良く振って沈殿している染料を混ぜる。

かなり沈殿しているので、ボトルを振ったり転がしたりして混ぜる。

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3.染料を水に溶かし、下染め処理した素材を入れて良くもみこむ。

糸を入れる前に軽く染料液をかき混ぜると良い。

少し時間が経つと染料液も沈殿してしまい、色ムラになりやすい。

4.しっかりもみこんでいくと。だんだんと水の色が薄くなってくる。

水が透明に近くなってきたら完了。

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最初は左のような液の色なのに、揉み込むと右の画像のように液が透明に近くなります。

 

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染め上がった糸は天日でよく乾かすと、色の定着が良くなります。

 

 ベンガラ染めの魅力

ベンガラ染めは火を使わないのでエコで、廃液も透明に近く環境にやさしい染料です。優しい色合いは刺し子をしていても心を穏やかにしてくれます。

染めやすい染料で色合いも豊富なことから、手軽にベンガラ染めを楽しめます。

ただし、天然染料のため保存料などが入っていないからか、開封後冷蔵庫保存で約1か月と、保存可能期間が短いです。

糸だけを1か月で1本分染めるとなると同じ色の糸が大量になってしまうため、私は晒も染めることがあります。

染料同士は混ぜ合わせることも可能なため、ブレンドして新しい色を作り出すことも可能です。

絶妙な色合いのベンガラ染料ですが、混ぜ合わせるとさらに深みが増して微妙なニュアンスの色合いを作り出すことができます。

ベンガラ染めの優しい色合いは刺し子糸だけでなく、色々なものを染めて楽しめそうですね。個人的にはコットンレースとか染めたらかわいいかなと思うので、そのうち試してみたいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今日も良い一日でありますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

一目刺しの刺し子のふきん 表紙の図案は進んだか?

現在、安蒜綾子さんの『一目刺しの刺し子のふきん』の表紙の図案に挑戦しています。

itotomo.com

 

 

 

現在どこまで進んだかというと、

 

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こんな感じになりました。

一応半分以上進みました。

 

使っている糸

使っている糸は、単色が小鳥屋商店さんの糸、段染めは自分で染めた糸になります。

odoriya.main.jp

小鳥屋商店さんの糸は何といっても量がすごいです。

1かせで40g強、単色は20/4の太さでおよそ370メートルあります。

どのくらいかというと、

一目刺しで3~4枚

模様刺しなら7~8枚ほど刺せるくらいの量があります。(図案にもよりますが)

小鳥屋商店さんの糸はyahoo!ショッピングでも買えるので便利です。

 

minne.com

自分で染めた糸はminneでも販売しています。

今回使っているのは小鳥屋商店さんの糸の太さと合わせて20/4です。

段染め糸で3色に染め分けされていますので、色が変わるので楽しくてワクワクしながら刺し子を進められます。

 この図案だと少量の糸で刺せるので、1作品刺し終わって出た半端糸を利用して刺しています。

進捗状況は

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図案が全部で5×5の25図案刺すのですが、

現在15図案刺しました。残り10ですね。

分かる人にはわかってしまうと思いますが、かなり間違えています。

縦と横を間違えたり、図案の位置を間違えたり、刺し方すら間違えてしまって違う模様になってしまったものすらあります。

それでも刺し子の不思議なのですが、完成するとそれなりに見えます。

そして刺し子も染めも、失敗してしまったものほどそれが味となって愛着がわきます

自分が楽しむためにしている刺し子は完璧は求めません。

 

これから

なかなか難しくて苦労していますが、あと10図案ということもあり、頑張って今週中に完成させる予定です。

いろんな色の糸で、いろんな図案で刺せるので楽しんで進めることができています。

ただ、一つ一つの図案が小さいので、

気にいった図案だと「もっと大きく刺したいなぁ」と思ってしまいます。

そんな図案はいずれゆっくりハンカチやふきんとして刺していきたいなと思います。

なので、この本でまだまだ楽しめそうですね。

 

刺し子は同じ図案でも糸を変えるだけでがらりと印象が変わりますので、

全く飽きることなく楽しくできる趣味です。実用的なふきんやハンカチの他、マスクや巾着など小物類にすることもできます。無地の布がかわいく変身するのでハンドメイドも楽しくなります。

いつか刺し子の魅力についてまとめてみたいですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

本日も楽しい一日を!

 

 

 

 

 

 

 

 

一目刺しの刺し子のふきんの表紙に挑戦

ずっと憧れていたけど、なかなか手が出なかったこちらの表紙に挑戦しています。

 

安蒜綾子さんの

『一目刺しの刺し子のふきん』

 

 

 

この本が出版された頃、まだまだ刺し子初心者だった私は十字花刺しをコースターサイズでやっと刺さるようになった頃でした。

 

一目刺しに目覚め、インターネットでたくさん検索していろいろな方の刺し子作品を眺めていました。

その中の1人が安蒜綾子さんでした。この方はオリジナルの図案をたくさん作っていて、

刺し子初心者で、一目刺しが本を見ながらやっとできたようなわたしには、何がどうなっているのかさっぱりワカラナイ(*´-`) 

でもとにかく可愛い!

 

と、毎日見とれていました。

そんな安蒜さんの本が出版されることを知り、迷わず楽天ブックスで予約して、ウキウキ待ちましたよ。

 

届いてから眺めているだけで可愛い。

どの図案も素敵すぎて、どれから刺したらいいか迷っちゃう。

そんなこんなで、眺めるだけ眺めて、実際に刺してみたのはほんの3〜4つだけ。。。

 

追いつかないんですよ、頭が。

一目刺しって、縦横斜め(時にはくぐす)だけなのに頭がこんがらがっちゃって、

結局よく知っている図案や模様刺しのふきんを刺していることが多かったです。

 

それが、最近になってまた刺してみたいなぁ

せっかくだからいろんな模様刺してみたいなぁ

 

よし!表紙のやつ挑戦しよう!

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無謀にも、軽いノリで始めてしまいましたが、

始めから躓きました。

説明が90°回転した状態で書かれているのに、そのまま刺してしまって横向きになったり、

 

図案の位置も毎回確認しながら差し始めるのに、場所間違って刺していたり。。。

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たくさん失敗があるけれど、一つ一つの模様が小さいから気軽に進められる。最初間違えた時は凹んでしまったけど、だんだんと開き直って、完成させることが目標であり、完璧は目指さないことにしました。

 

一つ一つのの模様を刺していると、

「あ、これ好き!」

って言う、特別な図案が出てくるもので、

案外本を眺めていた時にはそんなに注目しなかった図案を刺してみると、好みだったりして、

どんどん新しい発見があります。

 

 

今刺してきた中では、北海道とモスクが好きでした。

 

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北海道:これは割とシンプルな模様です。単色で刺すとすっきりしていますね。段染め糸で刺すのもどうなるか面白そうです。

 

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モスク:たくさんくぐす模様。刺し方は割と単純なので優しかったです。この糸で刺して良かったと思います。同色系のグラデーションかパステルカラーで刺してみたいです。

 

 

少しずつ進めていくのはパッチワークみたいで楽しいです。

また進捗状況と気に入った図案がありましたら記事にしていきます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

寄木アレンジ完成〜縫い終わりからアイロンで仕上げ〜

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寄木アレンジが刺し終わりました!

思っていたよりも刺しごたえのある図案でした。

箱がいっぱい並んだみたいな模様で、見ていると不思議な気分になります。

刺している時もずいぶん迷子になりました。

表側はまだ下書きが残っているので、仕上がりは分かりませんが、

裏からの写真でなんとなくイメージできますね。

 

ここからアイロンをかけて仕上げる作業をやっていきたいと思います。

 

水通し

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刺し終わったふきんは水通しします。

20〜30分水に浸しておきます。

そうすると刺しはじめ刺し終わりで重ねて縫った部分の糸が絡まり合いほどけにくくなるんだとか(^^)

 

この時色落ちのしやすい糸だと色が滲んでしまうことがあるので、あまり長く浸しすぎるのもちょっと心配。。。

 

洗い

水通しの後、石鹸をつけて軽く洗います。

今回の下書きはフリクションで描いたので、アイロンをかければ消えるのですが、私は洗って落ちる分はなるべく落としておきます。

フリクションペンは熱で消える代わりに、冷えると色が浮かび上がることがあるのです。

しかもいちどアイロンをかけると、色が出てきたときに洗っても消えにくい。

(再びアイロンをかければちゃんと消えます)

なので私は販売用に作るふきんにはフリクションは使っていないです。

その代わり、フリクションペンは使い始めから滲みが少なく模様を描きやすいので、

個人的に楽しむふきんには好んで使っています。

自分用のふきんはガシガシ使って洗うので、フリクションの消え残りもほとんどわからないくらいに消えてしまします(^^♪

 

洗った後は雑巾絞りではなくおにぎり絞りで優しく絞って干します。

枚数が短時間で脱水にかけることも(*_*;

 

絞ったふきんは陰干しします。

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そんなにガシガシ洗うわけではないので、フリクションの跡も残っていますね。

 

糸の処理

刺し終わった写真にあるように、糸の端っこがぴんぴん飛び出しています。

糸を巻き込まないように短く切ってはいますが、たくさん飛び出していますよね。

ふきんが乾いたら、この糸が見えないように切ってしまいます。

飛び出した糸を少し引っ張って晒ぎりぎりのところで切ります。

最後の針目から晒の間を少し通して表面に出しているので、少し引っ張って切ることで、晒の中に糸が隠れてくれます。

晒を切らないように注意しなきゃです!

何度か晒を切ってしまったのは私だけでしょうか??

 

アイロンがけ

端糸の処理が終わったらアイロンをかけます。

しっかり乾いた場合はスチームアイロンで、少し湿っているくらいの時はドライで

上から優しくあてるようにかけます。

ギューッと押し付けると針目がつぶれてしまうし、晒を引っ張って伸ばしてかけてしまうと晒が歪んで淵がなみなみになってしまいます。

このなみなみが本当に気になって、かなり最近まで悩んでいました。

しっかり布を伸ばそうと、頑張ってかけてたのが逆に良くなかったのですね。。。

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さいごに

刺し終わりからアイロンがけまでの工程をまとめてみました。

刺したら完成ではなく、刺し終わってからもいろいろと気を付けることがありますが、

せっかく楽しんで丁寧に刺し子をしたふきんなので、最後までできるだけきれいに仕上げたいですよね。

ちなみに私のやっている工程は、私が刺し子をしてきた過程で試行錯誤して、色々な人の意見も参考にしつつやっていることで、

間違っている部分があったり、もっといい方法があるのかもしれないです。

もっときれいに仕上げる方法があるのなら、また取り入れていきたいと思います。

しかし、とにかくきれいに仕上げなきゃと神経質になりすぎるよりも、楽しんで刺して使えるようなふきんが出来上がることの方が本質ですので、多少へなへなになってしまったり、針目がそろわないふきんも愛着がわくので好きです。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

刺し子が好きなどなたかのご参考になりましたら幸いです。

刺し子の楽しみがもっと広がっていくといいなと思いながら、次に刺す図案を何にするか考え中です(^^)/