寄木アレンジが刺し終わりました!
思っていたよりも刺しごたえのある図案でした。
箱がいっぱい並んだみたいな模様で、見ていると不思議な気分になります。
刺している時もずいぶん迷子になりました。
表側はまだ下書きが残っているので、仕上がりは分かりませんが、
裏からの写真でなんとなくイメージできますね。
ここからアイロンをかけて仕上げる作業をやっていきたいと思います。
水通し
刺し終わったふきんは水通しします。
20〜30分水に浸しておきます。
そうすると刺しはじめ刺し終わりで重ねて縫った部分の糸が絡まり合いほどけにくくなるんだとか(^^)
この時色落ちのしやすい糸だと色が滲んでしまうことがあるので、あまり長く浸しすぎるのもちょっと心配。。。
洗い
水通しの後、石鹸をつけて軽く洗います。
今回の下書きはフリクションで描いたので、アイロンをかければ消えるのですが、私は洗って落ちる分はなるべく落としておきます。
フリクションペンは熱で消える代わりに、冷えると色が浮かび上がることがあるのです。
しかもいちどアイロンをかけると、色が出てきたときに洗っても消えにくい。
(再びアイロンをかければちゃんと消えます)
なので私は販売用に作るふきんにはフリクションは使っていないです。
その代わり、フリクションペンは使い始めから滲みが少なく模様を描きやすいので、
個人的に楽しむふきんには好んで使っています。
自分用のふきんはガシガシ使って洗うので、フリクションの消え残りもほとんどわからないくらいに消えてしまします(^^♪
洗った後は雑巾絞りではなくおにぎり絞りで優しく絞って干します。
枚数が短時間で脱水にかけることも(*_*;
絞ったふきんは陰干しします。
そんなにガシガシ洗うわけではないので、フリクションの跡も残っていますね。
糸の処理
刺し終わった写真にあるように、糸の端っこがぴんぴん飛び出しています。
糸を巻き込まないように短く切ってはいますが、たくさん飛び出していますよね。
ふきんが乾いたら、この糸が見えないように切ってしまいます。
飛び出した糸を少し引っ張って晒ぎりぎりのところで切ります。
最後の針目から晒の間を少し通して表面に出しているので、少し引っ張って切ることで、晒の中に糸が隠れてくれます。
晒を切らないように注意しなきゃです!
何度か晒を切ってしまったのは私だけでしょうか??
アイロンがけ
端糸の処理が終わったらアイロンをかけます。
しっかり乾いた場合はスチームアイロンで、少し湿っているくらいの時はドライで
上から優しくあてるようにかけます。
ギューッと押し付けると針目がつぶれてしまうし、晒を引っ張って伸ばしてかけてしまうと晒が歪んで淵がなみなみになってしまいます。
このなみなみが本当に気になって、かなり最近まで悩んでいました。
しっかり布を伸ばそうと、頑張ってかけてたのが逆に良くなかったのですね。。。
さいごに
刺し終わりからアイロンがけまでの工程をまとめてみました。
刺したら完成ではなく、刺し終わってからもいろいろと気を付けることがありますが、
せっかく楽しんで丁寧に刺し子をしたふきんなので、最後までできるだけきれいに仕上げたいですよね。
ちなみに私のやっている工程は、私が刺し子をしてきた過程で試行錯誤して、色々な人の意見も参考にしつつやっていることで、
間違っている部分があったり、もっといい方法があるのかもしれないです。
もっときれいに仕上げる方法があるのなら、また取り入れていきたいと思います。
しかし、とにかくきれいに仕上げなきゃと神経質になりすぎるよりも、楽しんで刺して使えるようなふきんが出来上がることの方が本質ですので、多少へなへなになってしまったり、針目がそろわないふきんも愛着がわくので好きです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
刺し子が好きなどなたかのご参考になりましたら幸いです。
刺し子の楽しみがもっと広がっていくといいなと思いながら、次に刺す図案を何にするか考え中です(^^)/